まつろむ先生の徒然日記

転職情報や傷病手当金、通勤災害など

2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ウェルニッケ失語

ウェルニッケ失語流暢で錯誤が目立つ発話、理解障害、復唱障害を特徴とする失語である。視野障害(右上四分盲など)以外の神経症状は伴わず、失語が表に立つ例が多い。発話は、構音とプロソディーに問題はなく、話す文の長さも保たれているが、内容は質問や状…

ブローカ失語

ブローカ失語非流暢な発話を特徴とし復唱も障害されているが、聴覚的理解が比較的保たれた失語である。大多数の例で発語失行を伴い、発話の量は減少し努力性に1語ないしは語数の短い文を話す程度である。喚語困難も強い。文を表出する場合、文法構造が単純化…

失語、失読、失書

失語、失読、失書 人は、「語」という音声による記号、あるいは視覚性の記号を並べて、意志を疎通する言語能力を持っています。それによって、その場にない物や抽象的な概念を話題にしたり、さらに複雑なストーリーを展開したりすることができます。多くの人…

予防と危険因子

予防と危険因子脳卒中を予防するためには、その危険因子を正しく理解し、治療できうるものはきちんと治療しておくことが重要です。脳卒中の危険因子を是正して、発症の危険率を低下させましょう。http://www.matsui-sr.com/nousikan/sikan4-4.htm

こんな症状が出たらただちに病院に

こんな症状が出たらただちに病院に次のような症状が1つでも起こったら、脳卒中の可能性を考えて、直ちに救急病院、または脳神経外科や神経内科のある病院にかかって下さい。●顔・手足のしびれ、脱力感・・・突然、顔・手足のしびれ、または脱力感が出現した…

脳卒中予備軍

脳卒中予備軍また、症状はまったく出ていなくとも、他に病気をもっているために、脳卒中になりやすくなっている人や、遺伝的になりやすい人、生活習慣が原因で危険度が高い人もいます。次の項目のうち、該当するものをチャックしてみてください。●年齢が40…

こんな前触れには注意を!

こんな前触れには注意を!脳卒中が起きているにもかかわらず、それに気づかずにいることもあります。前触れ発作が出ても5〜15分ほどですぐにおさまることが多く、見逃してしまいがちです。次のような症状に気づいたら、ぜひ専門医に診てもらうことをお勧…

脳卒中全般

脳卒中全般脳卒中とは、動脈硬化の病気です。脳の血管の障害によって、突然手足がしびれたり動かなくなったり、言葉が話せなくなったり、あるいは意識がなくなったりする発作を脳卒中といいます。脳卒中は、医学的には「脳血管障害」と呼ばれています。脳の…

脳動脈の閉塞部位と現れる症状 脳底動脈、椎骨動脈

脳動脈の閉塞部位と現れる症状脳底動脈、椎骨動脈両側の運動麻痺(半身の運動麻痺で左右が交代するケースも)、半身の皮膚感覚の低下、関節・筋肉の位置や動きの感覚低下、構音・嚥下障害など。意識障害、吐き気・嘔吐、めまいなどを伴なうこともある。 http…

脳動脈の閉塞部位と現れる症状 後大脳動脈

脳動脈の閉塞部位と現れる症状後大脳動脈半盲、半身の感覚低下、失認、失読(文字の音読や理解ができない)など。吐き気・嘔吐、めまいなどを伴なうこともある。 http://www.matsui-sr.com/nousikan/sikan3-7.htm

脳動脈の閉塞部位と現れる症状 前大脳動脈

脳動脈の閉塞部位と現れる症状前大脳動脈半身(特に足に、より重度)の運動障害、半身の感覚低下など。意識障害、記憶障害、けいれん、尿失禁などを伴なうこともある。 http://www.matsui-sr.com/nousikan/sikan3-6.htm

脳動脈の閉塞部位と現れる症状 中大脳動脈

脳動脈の閉塞部位と現れる症状中大脳動脈半身の運動麻痺、半身の感覚障害、意識障害(しばしば深い昏睡)、失語・失行・失認・半盲など。死亡するケースも多い。 http://www.matsui-sr.com/nousikan/sikan3-5.htm

脳動脈の閉塞部位と現れる症状 内頚動脈

脳動脈の閉塞部位と現れる症状内頚動脈半身の運動麻痺、半身の感覚障害、一時的な視力の低下など。 http://www.matsui-sr.com/nousikan/sikan3-4.htm

心原性脳塞栓症

心原性脳塞栓症は、心臓内にできた血栓が脳内の血管にまで流れて閉塞させるタイプの脳梗塞です。不整脈(特に心房細動)や心臓弁膜症などの心臓病を持っている人に多いと言われています。日常の活動時の突然起こり、発症後急激に悪化する「突発完成型」であ…

ラクナ梗塞

ラクナ梗塞は、脳の深部の極めて細い血管(狭通枝と呼ばれる血管)が詰まるタイプの脳梗塞です。小さな梗塞が多発することが多く、無症状の微小梗塞も多いようです。高齢者に多く、症状は比較的ゆっくりと進行します。意識がなくなることはなく、夜間や早朝…

アテローム血栓性脳梗塞

アテローム血栓性脳梗塞アテローム血栓性脳梗塞は、脳内の動脈や頚動脈の動脈硬化が進行し、血栓を形成して血管を詰まらせたり、血栓が血管の壁からはがれて流れていって、脳内の深部の血管を詰まらせる脳梗塞です。元来、欧米人に多いタイプの脳梗塞でした…

脳梗塞

脳梗塞は、脳の血管が狭まったりつまったりして血液がとどこおり、あるいはとだえ、血液が届けられなくなった組織が壊死してしまう病気です。脳梗塞の起こり方は、急に血液の流れが遮断されると、急激に出現します。徐々に詰まってだんだん血流が悪くなって…

くも膜下出血

くも膜下出血脳は、軟膜、くも膜、硬膜という3層の膜によっておおわれています。くも膜は細い繊維でできていて、それがくもの巣のような網目状になっていることから、その名前がついています。脳せき髄液で満たされた、軟膜とくも膜の間のくも膜下腔に出血…

脳内出血(脳出血)

脳内出血(脳出血)は、脳の細い血管が破れて、脳の組織の中に直接出血することをいいます。出血した血液は固まって、血腫と呼ばれます、この血腫は、直接脳の細胞を破壊したり、周囲の脳を圧迫したりして、その部位の脳の動きを損なってしまいます。出血の…