まつろむ先生の徒然日記

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全失語

全失語

言語の表出と理解ならびに復唱がいずれも重度に傷害された状態である。

発話はまったくみられず無言の状態であるか、強く働きかけた時にみられる意味不明の発話(発声)であることが多い。わずかに表出可能な語が残ることがあり(残語)常同的な場合を常同言語という。また、語または無意味音節を繰り返し発音する再帰性発話を示す例もまれにある。

理解障害は重度であり、1つ1つの日常物品の名称に対する選択、「はい/いいえ」で答える質問への応答のレベルで障害が明らかである。

復唱も重度に障害されている。

http://www.matsui-sr.com/nousikan/kouji1-3.htm