前十字靭帯は、膝にある靭帯で、太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)を結んでいます。
すねの骨が前方に飛び出すのを防ぎ、関節の安定を担っています。
スポーツ中の受傷が多いです。特にバレーボールやバスケットボールなので、ジャンプの着地や、急に方向転換をしたとき、膝を捩じるような動作をしたときなどに損傷することが多くなっています。
受傷後数時間で膝が腫れ、屈伸が難しくなります。
数日後には痛みと腫れがひき膝も動くようになりますが、膝が不安定でぐらつく感じがすることがあります。
1か月ほどで日常生活の支障はすくなくなります。痛みより不安定感が主な症状といえるでしょう。