今日は昔の成人の日ですね。
でも二十歳の時、この日が一番嫌いでした。
僕が15歳の時、この1月15日に父が病気で亡くなりました。
それからは、生きるとはどういうことかなどと考えていました。
アルベール・カミュの『異邦人』などを読んで、不条理な生き方なんて考えていました。
ちょうど実存主義が華やかな時で、サルトルなどの小説や哲学書を読んでいた文学青年でした。
カフカの変身もこのころ読んだ本の1つです。
かくして、大学は文学部に入学となりました。
大学1年生の時に衝撃を受けた本は、サルトルが書いた「聖ジュネ」でした。