労災保険の申請を長年やってきました。
圧倒的に個人の方からのご依頼です。
地元の愛知県が一番多いですが、東京都、神奈川県が次に多いです。
通勤途中の交通事故をはじめ、業務中の交通事故の労災申請も多数手がけました。
最近は、長時間労働やパワハラなどの精神疾患(うつ病)や脳疾患の労災申請を手掛けています。
お客様と共感して手続きを進めることをモットーにしています。
外傷に詳しい者もいますし、精神疾患に詳しい者もいます。
常にお客様の立場にたっております。
また、諦めずに手続きを進めることもしております。
北は北海道から南は大分まで現認で労働基準監督署まで同行をしました。
障害の等級を認定する時の「現認」が一番大事な瞬間です。
ここで労働基準監督署の担当官に被災労働者のお怪我や病気の現状をお伝えしております。
担当官が、被災労働者と直接接して等級を決めていくのです。
被災労働者が、自分の症状を言い洩らさないようにサポートすることがとても大事だと思っています。
そのために症状を詳しく記載した書面を整備しております。
また被災労働者とのなにげない会話から、担当官にその場で申し出て等級がアップしたこともあります。
足の骨折で破裂骨折したので、それを手術する時に、自分の「骨盤の腸骨」を採取したそうです。
診断書には、そのことが記載してなかったので、担当官もそれを知りませんでした。
一度、顧問医と面談したのですが、もう一度面談して「骨盤の腸骨採取」を確認してもらいました。
たくさん労災申請を経験しているというのは、とても役に立つことだと思っています。
精神疾患の方の申請で10年以上前のパワハラ、長時間労働の申請もしたことがあります。
これもご遺族の方からどうしてもやって欲しい、ということで進めていきました。
遠くの労働基準監督署の担当官から、労災認定があったときに、直接お電話いただきました。
「労災認定」と聞いた時に、涙が出ました。
本当に諦めずに申請をしてよかった、と思った瞬間です。